書いてる人:O-150(おーいちごーまる)BBSやチャットでは苺丸って名乗る事が多いです。

ちょっとだけ自慢なんですが、僕は娘小説ってものが流行り出した頃から実は娘小説書いてます。故参もいいとこです。
古くから書き続けてる人って点だけで言うと、血のあじ作者さんか僕かって感じじゃないかと。
それだけが唯一の自慢な感じで…。
小説を書く事を辞めなかった理由は、一人でも応援してくれる人がいる限り、その期待に応えたいって思ったからです。
一言でも「面白かった!ありがとう!」って言葉を聞くと、本当にめちゃめちゃ嬉しいんです。
人を楽しませる事がとことん好きなんだなって、娘小説を通して自分を知る事が出来ました。
僕の将来に大きく影響を与えたものなので、とてもやって良かったと思ってます。




プロフィール詳しくは
80の質問にて。

更に
娘。小説ファンへのアンケートもやってみました。





【作品晒し】

※ここに羅列してある作品は、過去にこういうの書いてましたっていう羞恥プレイだと思って頂ければ…。
 「小説を全く読まない人間が初めて小説ってものにトライした成長過程が多少分かってオモロイかも」、程度で晒してますので……。
 一番下で紹介している、
『who are you?』という作品は今現在稼動中のスレのものなので、そちらをお願いします。


白板倉庫『マジ小説(いちごま)』スレ内にあります、

・月下の珠玉(00' 9/23〜01' 4/4)


す、すげぇもう5年前になるんですね…………。
こぇぇ……orz
時が経つのが早すぎる………orz

内容はですね、いちごまリアル物です。
教育係されてるうちにごまがちゃむを好きになっちゃうっていう、いちごまの根源の話です。オーソドックスですけどこれを書かずにいちごま始まらないだろって思って、最初はベタに入りました。
書き始めがまだ飼育に白板しかなかった頃なんですが、今読むと時代を感じますね…w
小説は金田一少年の事件簿しか読んだ事なかった人間ですから、笑っちゃうくらいレベル低いのはもう、否定しようありません。
戯曲だとか途中で言われたんですけど、仰る通りなんで凹む事もないです。
最初の方なんて下手糞すぎてもう僕読めません(キッパリ
いちごまへの愛、というかいちごまの妄想だけで突っ走って書いた作品です。ええ。
とにかく萌えを書こうとにかくごまのちゃむへの真っ直ぐな愛を書こうっていうそれだけです。
最初はな〜〜んにも考えずに書きましたが、途中から無茶苦茶苦悩しました。
もう辞めたいって何度も思いましたが、こんなつたない文章でも楽しみにしてくれてる人がいるっていう事で、とにかく頑張ろうと必死に書きあげました。
ええ、あんなんでも必死だったのです。

赤板倉庫『スポーツ恋愛物?です(いちごま)』スレ内にある、

・天才(00' 11/3〜11/5) 
・ばれんたいん
(01' 2/15〜01' 7/18)


ばれんたいんは天才の続編なんですが、ばれんたいんの方がメインみたいになっちゃいました(w
天才はね、もうほっといて下さい・゚・(ノД`)・゚・。
月下書いてる途中にアンリアルのスポ根が書きたくなって2日で書きあげた作品です。これも勢いだけで。
いちごまに関していうと、当時と今現在と大きく変わってるものがありまして、それは「ちゃむという人間像」なんですが、この頃はとにかく教育係時代のイメージが強烈に残ってたので、ちゃむと言えば「熱い、厳しい、努力家、ストイック、ステレオタイプ」だったんですよ。
ね、もうスポ根のキャラに出すしかないでしょこの人(w
でもあの頃のちゃむをよく知らない人は、まぁ月下もそうですが、そういうちゃむのキャラに違和感を覚えるそうです。
とあるチャットで、人形みたいだって言われた事あります。僕の小説に直接言った訳ではないんですけどね。いちごま小説ってものに関しての感想だったんですけど。とにかくいちごまのちゃむキャラには人間味を感じないと、その方は仰っておりました。
表面はそうだけどホントは中身ムッチャ人間臭い、っていうのを僕は表現したかったんですが、伝わんなかったのは僕の筆力の問題でしょうね(ニガ


で、「ばれんたいん」ですが、一応あれで完結としております。
本当はあそこで辞めるはずだったんですが、なんとなく納得いかなかったんでもう少し膨らまそうと当初考えていたのです。
ですがどこかのサイトで「これで終わっていんじゃないか」っていう指摘があり、僕もそう思ったので、あれにて完結としたいと思います。
ちゃむの心情についてごまがもっと掘り下げようとしたとこで終わってますが、分からないままっていうのもありかなと思うので、あとは読者さまの方で推測して頂けたらと思います。



赤板倉庫、
『ネタ物です』(01' 2/26)

おな趣味が置いてあります。ひょっとしたら飼育では初だったかも・・。
スレが下がりまくった時にコソーリ下でsageながらやってたんですが、見つかった時になんか嬉しかったの覚えてます。
おな趣味とは「同じ趣味の人いませんか?」っていう2chでたったスレ名なんですが、女の子に男のモノが生えちゃうっていう、異色の設定を好む人の為の小説です(w
これはあくまでも、本人の性自認は女の子のままである事が大事なのです。力説しますよここんとこは(フーフーッ
男になっちゃったらまたちょっと違うんですよ。

なんだろな、おな趣味の醍醐味と言えばやっぱ身体の変化に戸惑いつつも慣れないエチだったりをする所なんで、基本的にネタとして楽しむものですね。
ただし僕の場合愛がないと萌えない人間なんで、おな趣味でもそこら辺は入れます。この辺りは嗜好の問題ですね。
おな趣味の多くはとにかく鬼畜で飛びぬけてエロイすから。



赤板倉庫、『いちごま短編所』(01' 06/18〜02' 1/6

とにかくいちごまの短編が色々置いてあります。全部リアルかな?
いちごまが好きな方はどうぞ。


森板倉庫ヽ^∀^ノ上陸作戦』02' 07/25

おな趣味ですエロエロです。
てか、これ唯一CP分類板いちごまスレで紹介された作品でして、僕としては一番誇りに思ってしまってますw
やっぱりあそこで紹介されるのは歴史に残った感じして嬉しい。
「結局おいらはエロ作家なのかorz」って思ったりもしたけど…ま、いいよ…


花板『bazaar〜バザー〜』スレ内ある、

・Death Word(05' 3/18)

……4年、ぶりくらいに飼育で書いたのねおいら……。
とは言え、作品自体は3年程前のものなんで、やっぱり古いものです。
スレの趣旨としては、「昔書いて、放棄していたけども最近無理矢理完結させた、そんな物達を出してみようと思うんで、つまりはバザー開催です。
こんなものでも着ます、という方はどうぞ。」
と言った具合です。
僕の中では異色の作品です。どう異色なのかは最後まで読めば分かるかと。
この手は好きじゃないっていう人もいるかもしれませんが、いかんせんバザーなので、お許し下さい。。。

 

そして同じく『bazaar〜バザー〜』スレ内にある、

・『who are you?』(05' 6/13〜06' 9/25)



これが一番最近の作品になります。
なんだかんだいってこの作品は結構真剣に書きました。
正直death wordは手抜き感ありましたけど、これはバザーであってバザーじゃないです。
結構深いテーマで書いたつもりですが、読んだ方にどう捉えて頂けるか凄く不安な作品です。
なので感想あったら、いつでも頂けると嬉しいです。






ええと、こう振り返ってみるともう6年も娘小説の世界に浸かってるのですね……。
てなわけで、ちょっとしんみり語らせて下さい。

ここにいらしてる方の中に、「僕が書き始めた当初から僕を知ってる」って方が、果たしてどれだけ残ってるだろうかと思います。
僕が書き手ではなく読み専だったら、いちごまの世界に今でも浸かっていたかどうかも実際疑問です。
それくらい、いちごまヲタにはホントにありえん程の幾多の試練がありました。
弱っちぃ僕はきっと速攻で逃げてたかと思われます。
なので、読み手の方で僕が書き出し当初から変わらずマターリ見守って下さってる方は、ホント僕の中では神なのです。
「そんな神を置いて一人逃げるわけにはいかない!」という気持ちで、今まで何とかしがみ付いて参りました。

そんなこんなで頑張って試練を乗り越えてきた結果、辿り着いたとこはめっちゃ楽〜な世界だったのです。
それについて過去に日記で語った事があるので、ここにも載せておきますね。


2005,3,20 
『可哀想じゃないもんヾ( ;` Д ´;)ノ』


一つ気づいた事。

いちごまヲタは可哀想みたいな感じで言われてるけど、でもね、おいら今、以前よりもいちごま読めるんだよね。
なんか前は、リアルにいちいち振りまわされて読むことも書く事も自由に出来なかったんだよね。
リアルというより、リアルな噂かな。
ちゃむが結婚した以上、はっきし言って怖いものなんてもう何もないわけさ。

でもリアルな存在を応援してた頃は、もし二人に男がいたら、自分の妄想はどんだけ虚しいんだろうとか思って、書いてる事自体バカバカしく思えてきちゃったりした事があったんだよね。
毎日そういうのにビクビクしてたっていうか。
ちゃむが復帰してる間おいら殆ど小説かけなかったんだけど、それはホント、リアルのちゃむが小説キャラとあまりに違う発言したりとかさ、男いるって気づいたり、そういう事がすっごいやり難かったんだよね。

でも今は、本当の意味の二次小説っていう世界がおいらの中で確立されてて、リアルがどうかなんて全く関係ない感じになってるんだよね。
こう、ようやくはっきりリアルと小説世界が分かれたって感じ。
ちゃむやごまが実際どうかなんてどうでもいいっていう。
小説のキャラに借りてるだけっていう。
もう二度とかけないかもってホント思ってたんだけど、むしろ、ちゃむ復帰中より全然書けるし読める。

だから、いちごまヲタは可哀想なんかじゃなく、むしろどのCPヲタよりも怖いもんないんじゃないかって、そんな気ぃする。
今は純粋に小説ワールドが楽しめるようになった。
リアルに全く振り回される事なくね。
だって、100l妄想だけで作ってるんだもの。
以前はリアルの世界とゴチャ混ぜにしながら作ってた。
だからリアルの世界への期待が凄く大きかったし、その分恐怖も大きかった。

今は怖いものは何もない。
リアルのちゃむやごまがどうであっても、別にどうでもいいっていうか、それはそれこれはこれ。
凄く凄く、気持ち的に楽です。

リアルでどんどん変わっていくちゃむを見ながら、昔のキャラの小説を読んだりする方がよほど難しいっていうか、純粋に小説楽しめないと思うんだよね。
あんまり違いすぎるとさ。
でも今は、ちゃむは思い出の中にしかいない。
だから自由なのさ。全然リアルに振り回される事はない。

って、こんな風に言うとまるで辞めてくれて都合いいって聞こえるかもしれないけど、そういう事じゃなくてね。
いたらいたで、精一杯ちゃむば応援するさ。
いなかったらいなかったで、好き勝手妄想するまでさ。

てか、そもそも娘小説の始まりってのはそれだからね。
娘小説ってのは、ちゃむがいなくなっちゃってポッカリ空いた穴を、ヲタがごまを使って幸せなちゃむとの世界を作り上げる事でその寂しさを埋めはじめた事から始まったんじゃないかと思う。
紛らわせてたわけさ。
リアルではいなくなっちゃったけど、小説の中にはちゃむがいる。
いろんな顔した色んなちゃむがいる。
でも全部ちゃむだ。
寂しく無いぞ、ってさ。

そういう意味で、またおいらの中で二回目の妄想が始まったって感じなのかな。
初心に帰ったっていうか、原点に戻ったっていうか。


てなわけでつまり、いちごまヲタ万歳ヽ(´ー`)ノと、言うわけですた。





てな感じなのです。
今は、頑張って耐えてよかったなと思ってます。


んで、ちゃむを良く知らない人や、ちゃむヲタじゃない人は、小説の中のちゃむ像に対し嫌悪感を感じる人がいると思うんですよね。
「何こんな美化してんの?市井なんて全然真面目な人間じゃないし、超だらしなくて超自己中で無責任じゃん。後藤教育係りの時の市井は嘘の姿なんだよ」みたいに。
でもですね、そこんとこは言わせて下さい。
ていうか、ちゃむヲタの僕が言わなきゃいけないと思うんで言っときます。
娘小説アンケでも結構熱く言いましたが、ごま教育時代のちゃむも、ちゃんとちゃむです。
偽りの姿だったわけでも、変わってしまったわけでもないのです。
元々、色んな面がちゃむの中にはあって、でもヲタは良い面しか見ぬけてなかっただけなのです。
中には見抜けてる人もいたかも分からないですけどね。恐らく多くは、分からなかったと思います。
というより、ちゃむの中のふっつーのごく一般的な女の子の面を見つめようとしなかったというか、、。
神格化したかったんでしょね。総統と言われてたくらいですからw
される方は良い迷惑かと思いますが、散々持ち上げてヲタのモチベーションをガンガン上げたとこで大フィーバーの中帰ってきて欲しかったっていう願望がちゃむヲタの中にはあったんだと思います。
でも当初から、好きな事は?って質問で「寝る事と食べる事」とか答えてましたからね。
元々、総統タイプではなかったのです。

とにかくそんな偉大なちゃむ像が勝手に走りまくっていたので、復帰後のちゃむには本当にがっかりした人が沢山いました。僕もその一人です。
だってドイツに留学してるって情報チラホラ聞いてたのに、実際は日本の駄菓子屋にいましたからね……。こんなギャップも中々ないでしょ……。
ちゃむが最後ごまと別れて夢を追って留学していくっていう切ないラストにしたどれだけ多くの娘小説作家が、
「っっっ留学してないのかよ!!!!三三⊂つ` Д ´)つズサー」
って滑り込み突っ込みした事か。
しかも復帰後「ヽ;^∀^ノ<飛行機怖くて乗れないんです」とか言いやがるもんで、
「っっってかそもそも飛行機乗れないのかよ!!!!三三⊂つ` Д ´)つズサー」
みたいな。んじゃ留学どころの話じゃないじゃん、みたいな。けど、コンサで各地飛んでたよね?みたいな。
もうとにかく、復帰後は散々あっちこっちでズサズサ言う音を耳にした気がします。
僕も散々滑り込みました。
盗塁は任せてъ( ゚ー^)

そんなわけで、いっそ勝手に突っ走りまくった偉大なちゃむ像をヲタの中に残したまま帰ってこなかった方がどれだけ良かったか、とも思いました。
でもですね、僕は帰ってきて、娘時代のちゃむは出さなかった面も露呈させてくれて、結果的には良かったなと思ってます。
よりちゃむのキャラの幅が広がったし、厚くなかったから。
ホントのちゃむにより近づけたってのも、ヲタとしては嬉しい事ですし。

散々夢を見たあとは、現実を見つめる事も必要です。
ちゃむは夢も現実も思い切り見せてくれたから、今では感謝してます。
ふと、「夢も現実も君がいるなら同じ」って宇多田の曲のフレーズが頭に浮かびました。
小説世界のちゃむも現実世界のちゃむも、ちゃむって人物が作り出してるキャラクターだという事は揺るぎない事実なのです。
彼女が存在したから、いちごまワールドは存在してるんです。

もう、その事実だけで十分じゃないですか。
ヲタはただ、ちゃむというキャラを借りて、小説の世界を堪能するまでです。


僕が書き始めた頃は、いちごま大人気の時代で、娘小説ってものも駆け出し始めたばかりでした。
歴史の幕開けもいちごまだったし、そもそも娘の中でのCPという定義が強固なものになったのは、いちごまだったと思います。
時代は変わり、いちごまからいしよしの時代が到来し、そして今はみきあや時代となっております。
ですが、僕の中でいちごまというものの魅力はなんら変化しておりません。
形は凄く変わったけど、やはり何よりも魅力的に感じるCPです。
いちごまの二人が織り成す小説の世界観が大好きなのです。(僕はそれをまだ表現しきれてないですけど)
なので、他のキャラではこうはいかない、という揺ぎ無いいちごまワールドを、これからも貪欲に堪能してきたいと思ってます。
皆さんも、そうであって欲しいと切に願います。




 byもう朝方で氏ぬほど眠いO-150 (05' 6/5)


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